チームメンバーは2人
この記事はiGEM・Synthetic biology(合成生物学)Advent Calendar 2020の記事です。
はじめに
神奈川工科大学のiGEMチームKAIT_Japanは、今年銅メダルを獲得することができました。
正直なところ、メダル獲得はほぼないだろうと思っていたのですが、幸運なことに銅メダルを獲得することができました。
何故メダルをあきらめていたのか、何故メダルをあきらめていたのにも関わらず今年参加したのかなどを書けたらと思います。
チーム紹介
はじめに、チームの紹介をさせていただきます。
私たちKAIT_Japanは現在、3年生2名で活動しています。更に、PIの教授が1名、教授が持っている研究室の先輩方にサポートしていただきながら活動しています。
実験室などは、学生実験で使う教室とPIの研究室の設備を借りて実験を行っています。
私たちは大学の「学生支援プロジェクト」の1つとして活動しており、Jamboree参加にかかる費用の大部分を大学に支援していただいています。
集まったメンバーは2人
今年の始めから世の中を騒がしているCOVID-19で、「今年のiGEMは中止かな」と思っていたころに、「今年はバーチャルで開催します」と連絡を受け、とても驚いたと共に、十分な人数がそろわないといい問題に直面しました。
なぜならば、去年(2019)のメンバーは卒研を機に引退されたり、自然消滅されたりと、、、続ける人が全然いない状態でした。
同級生や下級生の勧誘もなかなか上手くいかず、どうしたら良いものかと途方に暮れておりました。そんな中、「私、iGEMやってみたい」と手をあげてくれたのが、もう一人のチームメンバーでした。(ありがとう)
メンバーが2人になったところで、今年参加するかどうか問題が浮上しました。
2人とPIで相談して、
「今年は2フェーズでプロジェクトを進めることができるし、人は足りないし、メダルは無理かもしれないけど良い経験になるでしょう。」
ということで、参加を決めました。
マンパワーが足りない問題
2人で始まったiGEMのプロジェクトですが、やはり二人でやるのは大変厳しかったです。マンパワーが足りない。本当に。2人で役割分担をするけど、実験も進めつつだったのでとても大変でした。。。
やはり、それなりの人数がいたほうが、圧倒的に有利だと思います。
有難いことに環境に恵まれていたこともあり、友達に情報系に強い人を紹介してもらったり、研究室の先輩方やPIの教授の力を借りたりできたので、何とかやっていくことができました。
ご支援いただいたすべての方に感謝申し上げます。
日本チームの皆様、どのような勧誘を行っているのか、チームへ定着してもらう方法などがありましたら、是非ご教授お願い致します。
まとめ
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
今年バーチャルでのJamboreeに参加して思ったことは、情報系の技術に強くないとメダル獲得は難しくなるということでした。
私たちが銅メダルを獲得できたのがとても不思議なくらい、他のメダルを獲得したチームのwikiの完成度やプロモーションビデオ、プレゼンテーションビデオのクオリティがとても高かったです。
来年はどのような形で開催されるかまだ分かりませんが、情報系を強くしていきたいと思います。。。
今年参加されたチームの皆様、大変お疲れさまでした。